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日本の歳時記

ここでは、巡る式の歳時記と和菓子についてご説明します。

1月の歳時記

元旦

新年を迎え、一年の健康と幸せを皆で祈ります。このハレの日に相応しいのが“鏡餅”です。大小一対の餅を丸い山型に作り、お正月の床の間や神棚に飾ります。このときに縁起物として板昆布・ダイダイ・ウラジロなどを飾りとしてのせます。
そうして1月11日、「鏡開き」が行われ、飾られた鏡餅を家族一同で下げ、槌を用い刃物を使わず手で割って、雑煮・汁粉にして食べます。縁起をかつぎ欠くとか割るではなく「開く」といったわけです。

元旦

成人式

終戦後に蕨市で行われた「青年祭」がルーツとなっており、敗戦により虚脱の状態にあった当時、次代を担う青年達に明るい希望を持たせ励ますため青年祭を企画し、青年祭のプログラムとして「成年式」が行われ、この「成年式」が全国に広まり現在の成人式となりました。蕨市では現在も「成年式」と呼ばれているそうです。

成人式

2月の歳時記

節分

節分は、雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことで、江戸時代以降は特に立春の前日を指します。一般的には「福は内、鬼は外」と声を出しながら福豆を撒いて、年齢の数だけ豆を食べ、厄除けを行います。以前は豆のほかに、米や麦、かちぐり、炭なども使われており、豆撒きとなったのは、五穀の中でも収穫量が多く、鬼を追い払うときにぶつかって立てる音や粒の大きさが丁度良いからとも言われています。

節分

バレンタインデー

ローマ皇帝の迫害の下で殉教したキリスト教司祭の聖ウァレンティヌスに由来する記念日で、世界各地で男女の愛を誓う日とされています。日本では女性が男性に対して、親愛の情を込めてチョコレートなどのお菓子ををプレゼントする習慣になっています。

バレンタインデー

3月の歳時記

雛祭り

3月3日に人形(ひとがた)で身体を撫で、けがれを移し、川へ流して身を浄めたのが始まりと言われています。いつしかその習わしが雛人形を飾り、女の子の健やかな成長を祝う行事へとなりました。その人形たちに雛あられ・菱餅・白酒・桃の花などを飾り、楽しいひとときを過ごします。

雛祭り

ホワイトデー

バレンタインデーにチョコレート等を貰った男性が、そのお返しとしてキャンディ・マシュマロ・ホワイトチョコレート等のプレゼントを女性へ贈る日です。お返しに真っ白な大福を差し上げてみてはいかがでしょうか。

ホワイトデー

4月の歳時記

お花見

3月下旬から4月上旬にかけて、日本列島を桜が開花し、日本人に春の訪れを告げます。
そんな桜の開花を十二分に楽しむイベントが「お花見」です。私たちはこぞって公園や景勝地に赴き、満開の桜の木の下でお弁当や飲み物、お菓子を持ち寄って美しく咲く桜を楽しみます。桜にちなんだ和菓子は数多くありますが、代表的なものである桜餅は、関東と関西では大きく形が異なります。

お花見

5月の歳時記

端午の節句

男の子の健やかな成長と立身出世を祝って鯉のぼりや兜と人形などを飾ります。端午の節句と言えば柏餅です。新粉で円形の平らな餅を作り蒸し上げ、中に小豆あんや味噌あんを入れ、二つ折りにして柏の葉を包んだものです。古くは柏の葉を神聖で凶事など災難を祓うものと信じられていました。また新芽が出ないと古い葉が落ちないため、家系を絶やさないという縁起の意味をもあるといわれています。

端午の節句

母の日

日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日です。
日本では、大日本連合婦人会を結成したのを機に、皇后の誕生日である3月6日を「母の日」としましたが、戦後アメリカに倣って5月の第2日曜日に行われるようになりました。。母の日にはカーネーションなどを贈るのが一般的で、最近ではカーネーションを想起させる赤いものを送ることが多いようです。

母の日

6月の歳時記

夏越祓(なごしのはらえ)

「水無月の祓い」とも呼ばれ、1年のちょうど折り返しにあたる6月30日にこの半年の罪や穢れを祓い、残り半年の無病息災を祈願する神事です。この「夏越祓」に用いられるのが、6月の和菓子の代表ともいうべき「水無月」です。水無月は白のういろう生地に小豆をのせ、三角形に包丁された菓子ですが、それぞれに意味がこめられています。水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。

夏越祓

7月の歳時記

七夕

牽牛星と織女星とが年一度だけ願いが叶って会えるというこの夜に、この二星を祭って裁縫や書道などの習い事の上達を祈願すれば望みが叶うという、中国に始まった風習です。「七夕(しちせき)」は五節供のひとつで、これを「たなばた」と読むのは我が国固有の”棚機つ女(たなばたつめ)の伝説と織女星が結びついたからといわれています。

七夕

お中元

道教に由来する行事で、お世話になった人々に贈り物をする習慣です。中元は三元の一つで、さまざまな罪が赦される贖罪の行事が催され、死者の罪が赦されるよう願う行事も催されます。中国仏教ではこの日に祖霊を供養する盂蘭盆会を催すようになり、日本では盂蘭盆会は神道と習合し、お盆の行事となりました。

お中元

8月の歳時記

お盆

8月15日を中心とする前後一連の魂祭りです。かつては1年を2期に分けて、それぞれの開始期にあたって祖先の霊を迎えて魂祭りを行いました。それが正月とお盆です。前者は生きている者にとり、最も改まった行事として神事のお正月、後者は死者の霊を慰める最も大切な行事として仏教と結びついたお盆となりました。 お盆の間、精霊をお迎えする棚が精霊棚です。

お盆

9月の歳時記

中秋の名月

陰暦8月の十五夜、9月の十三夜の名月に月見団子やその年に収穫したいも類・栗などを供え観月をします。

中秋の名月

重陽の節句

陰暦9月9日は重陽。陽数の9を重ねためでたい日で、いわゆる”菊の節句”です。もともと菊の花は、その気品と香気が邪気を払い寿命を延ばすと考えられていました。特に名高いのは菊水信仰。中国河南省の山中に大きな菊があり、その滋液が谷川に染み入りこれを飲む下流の人々は長寿を保ったという伝説です。
この風習は日本にも伝わり、平安時代には宮廷儀式となり、江戸時代になると五節句のなかでも最も重んじられるようになりましたが、わが国では着せ綿や菊会という風習も加わり、独自のものになったようです。

重陽の節句

お彼岸

春分、秋分の日を中日に、その前後各三日をあわせて7日間。春の彼岸、秋の彼岸といい、人々は先祖のお墓参り、供養します。このような風習は随分古くからあるようです。いずれにしても春分、秋分に近いところでお墓や寺院に参詣するほか、農事や生活の上で重要な目安になっていました。ことに「暑さ寒さも彼岸まで」というように、厳しい寒暑もこの頃になるとしのぎやすい陽気になります。
このお彼岸に欠かせないお菓子が、春には“ぼた餅”、秋には“おはぎ”がありご先祖さまにお供えをします。

お彼岸

10月の歳時記

ハロウィン

毎年10月31日に古代ケルト人の祭りです。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事です。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがあります。

ハロウィン

11月の歳時記

七五三

七五三は、7歳、5歳、3歳の子供の成長を祝う日本の年中行事です。
旧暦の11月は収穫を終えてその実りを神さまに感謝する月で、また旧暦の15日は鬼が出歩かない日と言われ何事をするにも吉であるといわれていました。そこで11月15日に氏神への収穫の感謝を兼ねて子供の成長を感謝し、加護を祈るようになりました。

七五三

12月の歳時記

冬至

24節気のひとつで、陽暦12月22日ごろ1年中で最も日中の時間が短くなり、この日を境に次第に日が長くなりますが、反面寒さがこの頃から次第に厳しくなり、節分の頃までが最も寒さが厳しい時期に入ります。こうしたなか一陽来復の春を願って、さまざまな祭りが今日まで伝わっています。そのような時、冬至の夜、柚子湯にはいり、かぼちゃなどを食べる習慣があります。柚子には独特の香りがあり、魔よけの役割もあると考えられています。人々はエネルギーを貯え、春に向かって厳しい冬を乗り切っていきます。

冬至

お歳暮

文字通り、「歳(とし)の暮れ」のことで、日本では、暮れにお世話になった人に対し感謝するなどの歳暮周りと呼ばれる年中行事が行われます。このときに贈り物をしますが、この贈答品がお歳暮と呼ばれ、現在では「歳暮」「お歳暮」といった場合、この贈答品、または贈り物の習慣を指すことが一般的です。この時期に贈る品物には紅白の水引と、熨斗アワビの飾りまたは代わりのマークを付けて贈ります。注意しなければいけないのは、この時に付ける水引の形で、蝶結びにしなければなりません。

お歳暮

その他

お祝い

卒業式、入学式、結婚や誕生など、おめでたい晴れの日に欠かせないお菓子が、紅白まんじゅうです。上用饅頭が一般的で、すりおろした薯蕷(ナガイモ)の粘りを利用して米粉を練り上げ、その生地で餡等を包んでしっとりと蒸し上げた饅頭です。お世話になった方に配り、これからの変わらぬお付き合いをお願いします。

お祝い

一升餅

子供の満一歳のお祝いのときに用いられ、「一升」と「一生」を掛けて一生食べ物に困らないようにという意味が込められております。また、丸いことから「一生丸く長生き出来るように」と願いを込めたものともいうそうです。この意味や祝う行事は地域や各家庭によって様々ですが、親から子へ受け継がれるものであるため、各家庭の特色がみられる祝いでもあります。呼び名も様々で、「一生餅」「誕生餅」「一歳餅」「力餅」とも呼ばれます。

一升餅

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