コラム

わこう堂 お菓子コラム【vol.3】端午の節句

日本では端午の節句に男子の健やかな成長を祈願し各種の行事を行う風習があるのはご承知の通りです。なぜ5月5日なのか。調べてみると、こうあります。

5月の最初の午の日を節句として祝っていたものが、後に5が重なる5月5日が「端午の節句」の日になった。

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端午の日の最も古い歴史は奈良時代。鎌倉時代にもいくつかの記述があるようです。
端午は男の子の節句です。男の子の成長を祝い、健康を祈るために、鎧、兜、刀、五月人形などを室内の飾り段に飾り、庭前にこいのぼりを立てるのが、典型的な祝い方ですね。
都心ではなかなか鯉のぼりをみることは少なくなりました。豊岡ではまだまだ目にすることがありますよ。

関東の端午の節句

関東の端午の節句は「柏餅」ですね。関東は、かつて武家社会でしたので、柏餅のかしわの木は、なかなか葉が落ちず,その生命力の強さから広く受け入れられたそうです。江戸時代中期頃からの慣習のようです。
「家系が途絶えないようにする」「親は、子が生まれるまで生きる」「子孫の繁栄」など、縁起のよいものとして、柏餅を食べる風習が広まったと記述があります。柏の香りは健やかな気分にさせてくれますよね。

関西の端午の節句

一方の関西の粽は、もともと中国の菓子なんですね。ご存知でしたか?

ちまきを食べるのは、中国戦国時代の楚の詩人屈原の命日である5月5日に彼を慕う人々が彼が身を投げた汨羅江(べきらこう)にちまきを投げ入れて供養したこと、また、屈原の亡骸を魚が食らわないよう魚のえさとしたものがちまきの由来とされる。

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日本には平安時代頃に伝わった歴史のある菓子で,京菓子としても位置付けられることから,関西で盛んに食べられるようになっています。今では、そのどちらも両方の地方で食べることができます。

ちまきの中身の違い

ちまきは関東でも当然食べることはありますが、中に包むものが異なることが多いですね。関東は「おこわ」で、関西は細長い「お餅」ですね。地域によって違いがあるのも日本の食の奥深さかもしれません。

新型コロナウイルスで外出もままなりませんが、ぜひとも皆様がすこやまに過ごされることを願っております。

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